最強のヒーローたちが集結する映画『アベンジャーズ』のジャパンプレミアが14日、東京・六本木ヒルズで行われ、来日した米俳優のサミュエル・L.ジャクソンや吹き替えキャストの俳優・竹中直人、米倉涼子が出席。サミュエル演じるニック・フューリーの声を担当した竹中は「大好きなサミュエルの声ができるなんて」と鼻息荒く語り、どこか近しい雰囲気を感じさせるハリウッドスターとの対面に「見惚れてしまう！」と大興奮だった。

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　吹き替えの竹中に対しサミュエルは「竹中さんに演じられて光栄。出演作を観て、素晴らしい俳優と知ってたから。キャラクターに命を吹きこんでくれた」と賞賛すれば、竹中も「サミュエルの声を担当して、（セリフに）シビレちゃって大変でしたよ〜」とお茶目に答えていた。

　同日に日本で封切られ、公開初日の興行収入が今年の洋画No.1と最高のスタートを切った同作。大歓声を浴びながらレッドカーペットに登場したサミュエルは「日本のみなさんに観てもらえることを嬉しく思う。映画のクオリティをわかってらっしゃるみなさんに気に入ってもらえたら」とアピールした。

　紅一点でイベントに華を添えた米倉は、スリットの入った赤のロングドレスでイベントを魅了。ジョス・ウェドン監督は米倉の美貌にすっかり虜になったようで「スカーレット・ヨハンソンって誰ですかっていうくらい（美しい）。（共演できて）嬉しい」とニンマリ。プロデューサーのケビン・ファイギ氏も「ぜひ直接お話したい。スカーレットが足を折るか、バケーションを取った時、米倉さんの携帯がなるかもしれない」と同調すると、米倉は「次回作に期待して欲しい。私の出演を」と便乗していた。

　未知なる敵の侵略で危機に追い込まれた地球を救うため、“戦う実業家”アイアンマンを中心に、神々の国を追放された神失格の男・ソーやキャプテン・アメリカ、苦悩の科学者・ハルクなど、人気の最強ヒーロー7人がそろい踏みする『アベンジャーズ』はきょうから公開中。