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横綱白鵬、16度目の優勝祝いだ! シルベスター・スタローンと“場外戦”

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 米俳優シルベスター・スタローンが監督・主演した映画『エクスペンダブルズ』のPRのため共演のドルフ・ラングレンとともに来日。25日、17時ごろから東京・両国国技館で行われている大相撲観戦に出かけた。この日、横綱白鵬が4場所連続16度目の優勝を決めるとともに61連勝を記録したが、2人はその瞬間を見届けた。観戦後、報道陣に囲まれていたスタローンのもとには白鵬が駆けつけ、初対面に「映画で見ていたすごい方々。どうしていいかわからない」とはにかんでいたが、「相撲をとろう」と誘ってきたスタローンを軽々と持ち上げる一幕も。映画の中では無敵のスタローンもこれには驚いたのか、「こっちは本物の格闘家だから…」と圧倒されていた。

横綱白鵬(写真左)に軽々と持ち上げられ、思わず圧倒されたシルベスター・スタローン (C)ORICON DD inc. 

横綱白鵬(写真左)に軽々と持ち上げられ、思わず圧倒されたシルベスター・スタローン (C)ORICON DD inc. 

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 かねてから念願の大相撲を1階ボックス席で初観戦したスタローンは、「純粋な戦いに心打たれた。ルールもシンプルだし1対1の戦いが相撲の魅力だと思う」と満喫した様子。観戦中は元大相撲力士のKONISHIKIが案内役を務め、観戦後は九重親方と22年ぶりの再会も果たした。九重親方が現役・千代の富士時代の1988年、『ランボー3』のプロモーションで来日したスタローンが、九重部屋を訪問したことがあった。その時撮影された2ショット写真にサインを入れながらスタローンは「今の方が若い。映画スターみたいだ」と九重親方にリップサービス。「現役復帰したらどうだ? まだ、やれる体をしているよ」とも言われた九重親方は少し恥ずかしそうにしながら「うれしい限りです」と笑顔を見せていた。

 スタローンは同作の続編を構想中で、「相撲の要素を取り入れる可能性もあるかもね。いろいろな経験が映画作りには役立つんだ」と貪欲に語った。そして「それよりも、スウェーデン人初の相撲レスラーとして、ラングレンはどうだい? 細すぎるかな」と笑いを誘うなど、終始ご機嫌。ラングレンが九重親方に「(映画で)一緒に闘おう」と話しかけた際には、「やめといたほうがいいんじゃないか」と、格闘家としての力士を心からリスペクトしているようだった。

 同作は、スタローン監督のもとに集まった新旧のアクションスターの共演によるアクション超大作。自らを「エクスペンダブルズ=消耗品」と名乗り、鉄壁のチームワークを誇る精鋭傭兵軍団の死闘を描く。アーノルド・シュワルツェネッガー米カリフォルニア州知事やブルース・ウィリスらとの夢の“競演”も話題となり、全米で初登場から2週連続1位、世界26カ国で初登場1位を記録するなど、大成功を収めている。日本公開は10月16日(土)より全国で公開。

関連写真

  • 横綱白鵬(写真左)に軽々と持ち上げられ、思わず圧倒されたシルベスター・スタローン (C)ORICON DD inc. 
  • 映画『エクスペンダブルズ』のPRで来日し、大相撲観戦にでかけ、横綱白鵬(写真左)の優勝を見届けたシルベスター・スタローン(写真中央)とドルフ・ラングレン (C)ORICON DD inc. 
  • 22年ぶりに再開を果たした(写真左から)九重親方とシルベスター・スタローン (C)ORICON DD inc. 

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