米映画芸術科学アカデミーが主催する『第83回アカデミー賞』のノミネート作品が25日、発表された。日本代表として外国語映画賞に出品された中島哲也監督、松たか子主演の映画『告白』は、65か国66作品の中から最終選考の9作品に残ったものの、正式ノミネートはならなかった。長編アニメーション部門で審査対象作品15本に残っていた『サマーウォーズ』(細田守監督)も最終候補に残ることはできなかった。一方、渡辺謙が出演した『インセプション』(クリストファー・ノーラン監督)は作品賞、脚本賞、視覚効果賞など8部門にノミネートされ、チームの一員として渡辺も映画『硫黄島からの手紙』以来、4年ぶりのレッドカーペットを歩くか、期待される。
2011/01/26