映画監督でタレントの北野武が、このほどイメージキャラクターを務めるECCの新CMの撮影を終え「漫才でしゃべるよりも疲れるね(笑)」と本音を漏らしつつ、悪戦苦闘の収録を振り返った。「英語のセリフが多くて、舌がつっちゃった」と笑う北野だが、先生と共にひたすらリズミカルにセリフを繰り返し、その回数は20回以上。同CMの出演は今年で5年目となるものの、今回は早口言葉さながらのスピードと言いづらさに大苦戦したようだ。 「やっぱりネイティブの人がしゃべると、抑揚がついてキレイな英語だし、難しいなと再認識したね」と、改めて外国語を学ぶ難しさを痛感した北野。新CMは「新しいことに挑戦することの大切さ」をストレートに訴え、また「新しい一歩を踏み出そうとしている人」の背中を押すメッセージをシンプルに投げかけていくという設定で、カメラを前に無言で立ち続け、真剣な表情から憂いの表情まで、さまざまな顔を見せていく。
2012/01/06